こんにちは！！ 

静岡県浜松市・袋井市を中心にオフィスの環境づくり、 

オフィスメンテナンス工事、オフィス内装工事、 

オフィス移転のサポートをしている浜松オフィスづくり.comです。 

設計担当のFです。
多くの企業が「働き方改革」を進めていますが、「制度を変えたのに、働き方は変わらない」という悩みをよく聞きます。
そのポイントは、オフィスという「空間」にあります。
場所が変わらなければ、社員の行動も変わらないからです。
本当の改革を成功させるために、オフィスレイアウトを「社員の生産性と企業文化を形作る最強のツール」として活用しましょう。 

1. 「なんとなく」設計はNG！目的から逆算する

成功するオフィス設計は、現状の課題から始まります。 

• 課題の把握: 今、何席が使われ、社員は何に集中できていないのか（例：電話やWeb会議の音）を徹底的に調査します。
• ゴールの設定: 現状の課題に基づき、「コミュニケーション頻度を増やす」「集中できる社員を80%にする」など、具体的なKPI（目標値）を設定します。

2. 業務に合わせて「場」を選べる多様なゾーニング

従来の均一なオフィスから脱却し、業務内容に合わせて働く場所を選べる「ゾーニング」が不可欠です。 

ゾーン名：目的：具体例 

・集中ゾーン：黙々と内省的な作業を行う：私語禁止のライブラリー型デスク、集中ブース 

・コラボレーションゾーン：活発な議論やチーム作業：ホワイトボード完備のオープンな打ち合わせスポット 

・リフレッシュゾーン：休憩、気分転換、偶発的な交流：植物のあるカフェエリア、ハイテーブル 

特に、部署を超えたアイデアを生む「偶発的なコミュニケーション」は、コーヒーマシンやプリンターなど共有設備を意図的に集めた「マグネットスペース」の設計で促されます。 

3. テクノロジーと運用が定着を促す

理想のレイアウトも、使われなければ意味がありません。 

• テクノロジー活用: 効率的な会議室やブース利用のために、席予約システムを導入し、無駄な場所探しをなくします。Web会議が前提の今、すべての会議スペースに高性能なマイクとカメラを標準装備することも必須です。
• 快適性の追求: サウンドマスキング（環境音）で人の話し声が気にならないようにする、また照明を自然光に近い光を再現した器具に変更します。
• 運用と改善: 「ブースは2時間まで」といった明確なルールを設け、その「意味」を社員に伝えます。導入後も利用状況や社員の声を定期的にチェックし、柔軟に改善を続ける姿勢が成功の鍵です。

オフィス設計は、単なる模様替えではなく、「企業の成長を支える戦略的な投資」です。あなたのオフィスを「働く場所」から「働くをデザインする場所」へと進化させましょう！ 

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