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浜松オフィスづくりブログ
造作壁(LGS壁)とは?パーテーションとの違いや選び方を解説
静岡県浜松市を拠点に、県内の企業様を中心にオフィスづくりをサポートしている浜松オフィスづくり.comです。当社では、オフィスレイアウトの設計・内装工事・移転支援・設備導入など、オフィスに関するあらゆる課題に対応しています。
今回は、造作壁(LGS壁)についてパーテーションとの違いや選び方を中心に解説します。

造作壁(LGS壁)の概要とオフィス導入の利点
オフィスの空間構成を検討する際、造作壁という手法が用いられることがあります。これは軽量鉄骨下地(Light Gauge Steel)で組まれた骨組みに石膏ボードなどを張り、その上から仕上げを施して作る壁を指しており、現場ではLGS壁とも呼ばれます。
造作壁をオフィスに導入する利点は、その設計における自由度の高さにあります。主な特徴は以下の通りです。
遮音性と防音性能の向上
会議室や個室など外部の音を遮断したい空間に適しています。骨組みの間にグラスウールなどの吸音材を充填することで、より優れた遮音性を実現できます。
意匠性の追求
木目調やコンクリート調のほか、アクセントクロスなど多様な仕上げ材を選択できます。企業のブランドイメージやオフィスのコンセプトに合わせた柔軟な表現が可能です。
優れた耐久性
強度のある軽量鉄骨で構造を作るため、一般的なパーテーションに比べて耐久性が高く、長期間にわたって安定して使用できます。
付加機能の設置
壁の内部に配線を通すことや壁面に直接棚やモニターを取り付けるといった機能的な設計が容易に行えます。
このように造作壁は単なる仕切りとしての役割を超え、オフィスの快適性や利便性を向上させるための重要な構成要素となります。
造作壁(LGS壁)とパーテーションの比較
オフィス空間を区切る方法には造作壁のほかにパーテーションがあります。それぞれ空間を仕切る役割は共通していますが、構造や適した用途には明確な違いがあります。
構造の違い
造作壁は、軽量鉄骨(LGS)で組んだ骨組みに石膏ボードを固定し、その表面に塗装や壁紙を施して仕上げます。建物の構造の一部として現場で一から作り上げるため、非常に堅実な造りとなります。一方のパーテーションは、あらかじめ工場で製造されたアルミやスチール製の枠組みを現場で連結し、その間に専用のパネルをはめ込んで構成する組立て式の製品です。
工期の長さ
造作壁を設置する場合、骨組みの組み立てからボードの貼り付け、表面のパテ処理、そして最終的な仕上げまで複数の工程が必要となります。そのため、完成までに一定の期間を要する傾向があります。これに対し、パーテーションは既製品の部材を現場で組み上げる作業が中心となるため、造作壁に比べて短期間で工事を終えることが可能です。
移設の容易さ
造作壁は床や天井に直接固定して作るため、一度設置すると移動させることはできません。レイアウトを変更する際には、一度壁を解体して撤去し、廃棄物として処理する必要があります。パーテーションは解体して別の場所で再構築できる設計になっているため、オフィスのレイアウト変更や移転の際にも部材を再利用しやすく、柔軟な運用が行えます。
遮音性能の差
造作壁は壁の内部にグラスウールなどの吸音材を隙間なく詰め込むことができるため、優れた遮音性能を発揮します。会議室や役員室など、音漏れを厳密に防ぎたい空間には造作壁が適しています。パーテーションも遮音性を高めた仕様は存在しますが、構造上どうしても隙間が生じやすいため、造作壁と同等の防音性を確保するには入念な製品選定が必要です。
デザインの自由度
造作壁の最大の強みは、表面の仕上げ材に制限がほとんどない点にあります。多種多様な壁紙や木材、タイルなどを自由に組み合わせることが可能で、空間の雰囲気を細部までこだわり抜くことができます。パーテーションはメーカーがカタログで提示しているパネルの色や質感の中から選ぶ形式が一般的であり、造作壁と比較すると選択の幅には一定の制約が生じます。
造作壁は建物の設備の一部として固定された空間を強固に作りたい場合に適しています。対してパーテーションは、賃貸物件で手軽に空間を仕切りたい場合や将来的な原状回復のしやすさを優先したい場合に選ばれます。
社長室や応接室のように独立性と高い防音性が求められる場所には造作壁が適しています。一方で、執務エリアの間仕切りや一時的な打ち合わせスペースにはパーテーションが適している場合が多いです。最終的な選択においては、オフィスの使用目的や予算、将来のレイアウト変更の可能性を考慮して検討する必要があります。
オフィスに最適な造作壁(LGS壁)を選定する際の留意点
オフィスに造作壁を導入する際は、以下の項目を整理しておくことで、用途に合致した空間作りが行えます。
1. 設置目的と用途の明確化
まずはその壁によってどのような環境を作りたいのかを定義します。会議室であれば音漏れを防ぎ集中できる環境が必要となり、高い遮音性能を持つ仕様が求められます。個室や集中ブースを作る場合は、プライバシーを確保しつつも圧迫感を抑えるために、部分的にガラスを取り入れたり扉の形状を工夫したりする検討も有効です。エントランスや受付は企業の顔となる場所であるため、意匠性を重視して素材や色を選定することが重要です。
2. 素材の選択と仕上げ
造作壁はクロスや塗装、木材やガラスなど様々な素材を組み合わせることができます。オフィスの雰囲気を大きく左右するため、事前に全体の完成イメージを具体化しておくことが望ましいです。
3. 遮音および防音の必要度
必要とされる防音レベルに応じて、内部に充填する吸音材の種類や壁の厚みが変わります。特に機密性の高い会議を行う場所については、専門家と相談した上で適切な設計を行うことが推奨されます。
4. コストと工期の管理
造作壁の設置には設計、骨組みの組立、ボード張り、仕上げといった複数の工程が伴います。そのためパーテーションと比較すると費用が高くなり、工期も長くなる傾向があります。全体の予算と移転や改装のスケジュールを照らし合わせ、余裕を持った計画を立てることが大切です。
浜松オフィスづくり.comについて
浜松オフィスづくり.comは年間多数のオフィス施工実績があり、新築・移転・リニューアルから小規模工事まで幅広く対応しています。可動式のパーテーション工事も、現地調査から施工までトータルでサポート可能です。オフィスづくりに関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。
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